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こだわりコラム

意外と簡単!! ウッドデッキ/ログハウスの塗装とメンテナンス

おうちのウッドデッキ、こんな症状はありませんか?

設置したときはきれいな色だったのに、黒っぽくなったり、灰色になっていたり。
あるいは、シミが出来てしまっていたり。
木材は放っておくと、紫外線や水、汚れでどんどん痛んでいきます。
そこにカビ菌が付いてしまったら大変。どんどん黒っぽく変色していき、腐り始め、ついにはぼろぼろになってしまいます。
それを防ぐために塗料が塗ってあるのですが、やはり、紫外線の力は強力です。
どんなにこまめにお手入れをしていても、私たちの肌はいつまでも完璧を保つことはできません。
それと同じで、何も手を加えてやらなければ、木はどんどん傷んでしまうのです。

木は生きています。
形式は違えど、私たちと同じように呼吸をしています。
ほんのちょっとのお手入れで、木は驚くほど長生きしますし、同じものが一つとしてない味わい深いものとなります。

決して難しくありません。
一緒に始めてみましょう。

キーワードは、「光」・「水」・「空気」

木材が育つには、● 光 ● 水 ● 空気が必要です。
しかし、木材を保護するには、● 光 ●水 ●空気の影響をできる限り受けないようにすることが必要になってきます。
また、木材が腐敗する原因となる細菌類や菌類が付着しないように、付着しても負けないようにすることも大切です。

わが国の基本は丹塗り

業界での正式名称は、「木材保護着色塗料」となるわけですが、かっこよく「WPS」などと呼ばれることもあります。(WPS…Wood Protection Stain)
木に色を付けて美観を良くしたり、腐敗、割れ、紫外線による痛みを抑制するなどの目的で使用するのですが、日本で使われる条件として、塗装習慣がないので、なるべく長持ちするもの、日本特有の環境「高温・多湿」にしっかりと対応できることが前提となります。

日本古来の木材保護塗料の基本は、「丹塗り」といえます。世界最古の木造建築「法隆寺」が今もなお当時の姿を保っているのは丹塗りの性能ももちろん、長年にわたるメンテナンス・ケアの賜物でもあるわけです。

ホームセンターを覗けば、実に様々な商品が販売されていて何を選べばいいのか分からなくなってしまいます。
「造膜するタイプ」と「造膜しないタイプ」の大きく分けて2種類にまず分類されますが、どちらにも長所・短所があるので、目的・用途・場所に応じて選ぶことが大切です。
(造膜するタイプは「ペンキ」などと呼ばれることもあります。)

ここでは、日本の気候・風土を考慮した防カビ性能などを付与している「Sadolin(サドリン)」についてご紹介していこうと思います。
Sadolinご購入はコチラから

Sadolin(サドリン)

ここでは、玄々化学工業さんが販売しているSadolinシリーズの中から、屋外にオールマイティーで使える「Sadolinクラシック」を用いたケア方法をご紹介していきます。

浸透型の木材保護着色塗料で、なんと言っても多彩なカラーバリエーションが魅力の商品です。
プロ目線で作られているので、性能はもピカイチです。
デンマーク生まれの塗料なのですが、日本の風土・気候に合わせて玄々化学さんが独自に防カビ剤などを配合しているので、日本独自のカビ菌や湿気に強い商品です。

1、まず汚れをきれいに取り除きましょう。

荷物があれば汚れてしまいますので事前にどかして置きます。
動かせないものは、汚れが付かないようにビニール袋なのでしっかりと覆ってください。
土やホコリが付いた上に塗っても、大切な塗料がしっかりと木材に浸透せず、それどころか乾かないでずっとべとべとしてしまうなどの問題を引き起こしますので、まずしっかりと汚れを取り除きます。ちなみに、写真は高圧洗浄器で洗っています。持ってない方はデッキブラシでごしごし擦って汚れを落としてください。
水を使って洗いますが、この水が実は厄介です。木材が塗れていると、これまた塗料が上手く染み込まず、上手く乾かなくなってしまいます。
水洗いした後は、丸一日しっかりと乾燥させます。

塗装は、気温25℃前後で、3、4日晴天が続くような時が最適です。
天気予報を見ながら晴天が続きそうな日を選んで行ってください。

たいぶ汚れています。
荷物は事前に動かしておきましょう。
動かすのが大変な場合は、写真のようにビニールなどで汚れないよう覆います。 高圧洗浄器で洗っています。
差が一目瞭然ですね。
2、しっかりと乾燥させます。

水で湿ったまま塗装すると乾かなくなったり剥がれてきたりと、様々なトラブルの原因となります。
25℃前後の晴れた日に丸一日以上しっかりと乾かしてください。
手で触ってざらざらがきなるようであれば、サンドペーパー(#220程度)で軽くなでてあげるとツルッとしてきます。

3、塗装しましょう。

塗料缶をしっかりと振ってから容器に取り分けて刷毛やコテ刷毛で塗っていきます。
写真はコテ刷毛で塗っていますが、刷毛でも塗れます。
塗り忘れの無いように端っこから塗っていきましょう。
ここでは、Sadolinクラシックの「チーク色」を使いました。
こげ茶色が、どこか南国リゾートを思わせて素敵ですね☆

4、完成!!

とってもきれいに仕上がりました。
次回のケアは、砂埃などを取り除いて、固く絞って雑巾掛けを行ってから再度同じ塗料を塗り重ねます。
環境にもよりますが、2から3年に一度のペースで塗り重ねをするときれいに長持ちしますよ☆

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